アキオさん


家族4人+義姉でバーゲンへ。私の住む掛川から西へ進み、浜松の街中を抜けさらに西へ。
朝早めに家を出たのでお店には10時過ぎには到着。さあ、いざバーゲンへ乗り込もうと思っていた矢先、「ちえぞう!!!!」という声が。
・・・・私をその名前で呼ぶ人は10年来の友人またはその頃の友人。「だれ??」もちろんそう思いながら振り返るとアキオさんが立っていた。
アキオさんとは、私が一番初めに勤めた会社の同期。4歳年上。当時、100人近くの同期がいたが、成績はトップクラスだったろうなあ....ものすごくキレる人。よく遊んでもらったりもした。年上のお兄様たちにスキーやウインドサーフィン、アウトドアでの遊び方や無茶の仕方までいろいろ教わった。ほんと「ちえぞう」はお兄様たちに可愛がってもらっていた。アキオさんはかっこいいと言うよりは優しいお兄ちゃんみたいな感じだった。
そのアキオさんとは10年以上ぶりだろうなぁ.....向こうもよく私のことがわかったなあと思う。うちとおんなじ3歳の男の子と1歳の女の子を連れていた。奥さんはお買い物中で子守だと2台のカートを引っ張って歩いていた。パパ、大変ね。
しばらく同期のみんなの話しや近況、子供のことなどを話していた。「同期でやめたの、あの事業部ではちえぞうぐらいだよ」と。確かに同期女性陣も産休、育休をとりながらもみんな仕事を続けてる。地方大手企業で福利厚生もしっかりしているしね。あの会社ではやめた私は異色なのかも。
家族で来ているのをすっかり忘れて話し込んじゃった。「お前ならみんな歓迎するからまた遊びにこいよ」と言われ、別れた。
「お前、やせたなぁ」が一番印象に残った(笑)なかなか言われないし。さすが優しいアキオさんだなぁ。
すっかりお父さんになって(気持ち下腹もポッコリ)いた。カート2台も引っ張って、いいお父さんなんだろうな。
久しぶりに会って、変わらない態度で優しく接してもらい、何だか気持ちがあたたかくなった気がした。