主婦の努力


最近、週に一度”うま味だしスープ”を作っている。昨日も作っていた。
最近の子供は味がわからなくなっている。世間にはだしの素、だし醤油、だし入り味噌、化学調味料に冷凍食品、ジャンクフードなどが蔓延し、食べ物本来の味やうま味を知らない子だらけだという話しを聞いて作り始めた。
確かにワタクシが小さい頃は母が毎朝鰹節を削り、みそ汁を作っていた。だしといえば鰹節を削るか煮干しを使うか・・・毎日のお弁当も冷凍食品なんて入ってなかった。
スープは大鍋いっぱいの水に昆布、干し椎茸を入れて沸騰させ、昆布を出して季節の野菜をたんまり入れ込む。セロリやニラ等の苦み野菜も。で、鳩麦を入れてコトコト煮る。鳩麦は野菜の毒素を吸収してくれるそう。
昨日は大根、人参、玉葱、キャベツ、ニラ、ジャガ芋等を入れた。煮込んだスープは冷ましてフリーザーバックに入れて冷凍に。みそ汁や煮物、カレー等の汁にその都度使っている。野菜のうま味、苦みが詰まっていて、子供もだしの素で作ったみそ汁よりもよく食べる。
煮込んだ野菜もそれぞれ水気を切ってフリーザーバックに入れて冷凍。火が通っている分、煮物につかっても味がよく染みる。
子供が生まれてから食生活はかなり気にするようになった。時にはマックも食べるけど、普段の食事には。
わが家には白砂糖は置いていない(黒砂糖で料理)し、食塩もない(赤穂の塩、ぬちマース、岩塩)。味の素もない。なるべくベース調味料は体にいいものを使うようにしている。ニンニクなんかも国産を旬の時期に(親からもらって)大量に皮剥きし、スライスして冷凍保存。そんなおかげで冷凍庫はいつもいっぱい・・・
こんなことくらいしかできないけれど、一応努力はしている。さあ、元気で育てよ、子供達!!!