交換日記、始めました


今朝、園バスを見送ってから、にいにのお友達のママと話しをしていた。
子供の教育の話し、性格の話し、成長、入学準備などなど・・・その話しのなかで”自分が嫌な事をされたとか、嫌な気持ちになった事とかってごまかしたり話さなかったりするよね”なんて話しに。子供だって嫌な事は親に話したくない、でも本当に困った時にそれを親に言えないってのも困るし。
そのママは子供と交換日記を始めたという。始めは食べた給食のことや遊んだ友達の事でもいい、それがだんだん文章力がついてきたり、成長にともなって口に出しては言えない悩みも文章になら・・・なんて希望も込めて始めたと。入学までのひらがなの練習にもなるしね。
それはいい!!と早速わが家も取り入れることに。始めは「え〜っ、俺めんどくさい」なんて言っていたにいにも了解を得た。いつまで続くかな???

で、午後は交通安全友の会の式典に。講演がおもしろかった。
本当の思いやりとは???ぎりぎり命を落とさない程度に気をつけた上での経験や体験が心や身体の痛い体験となり相手の傷をわかり会える状態を作りそれがおもいやりになると。
例えばいまどきの親は虫や蛙を子供が捕まえようとしたら「死んだりしたらかわいそうだからやめなさい」という。でも子供は経験がないから本当の死が分かりづらい。昔の子供は虫取りをして羽根をむしってしまったり、蛙を捕まえてストローでお腹を膨らませた蛙を何十匹と作ったり、残酷な事もしてきた。でも、そういった事をした後に、無残な虫や蛙を見て心を痛めたり懺悔の気持ちを持った。そこから相手の傷を思いやる事を学んだと。今の子供にはそういった意味での経験がないと。
こんな話しもあった。はいはいができるようになってきた赤ちゃん、この時期は何でも舐めて(口にいれて)確かめる。例えば部屋の隅に綿ぼこりが揺れていたとする。そしてそれに赤ちゃんが興味を持ち、じっと見つめていた後にハイハイをしてそこへ行き、綿ぼこりを口に入れたとする。
親が綿ぼこりを見ている段階で目線を追ってダメよとほこりを捨てたら・・・子供の脳には”自分がじっと見ているものは取られる”とインプットされる。ハイハイして行き、ほこりを取ろうとした段階でダメよと言われると・・・子供の脳には”捕まえようと思ったものは取られてしまうようだ”とインプットされる。ほこりを掴み、じっくり見て、口に入れたらおいしくなく、口から出そうとした時に親がダメよと口からほこりを出してくれたら・・・”ああこれはおいしくないし口に入れてはいけないんだ”と子供の脳にはインプットされる。そんな感じのはなしがあった。今の親はどうしても子供に付きっきりになってしまう傾向が多い。でも、危なくない(誤飲などもあるので)範囲で、子供にいろいろ経験・体験させることは生涯に通じる。だからどんどんいろんな体験をさせてあげようという話しだった。
おもしろかった。なるほどと。まあ極端なはなしだし、反感を覚える人もいるとは思いますが・・・・