我が家の夏休み


しかし暑い日が続きますね。すっかりご無沙汰日記になっている私の日記。いやあ、最近いっぱいいっぱいですわ。旦那子供に「母ちゃんが忙しいと疲れてキレやすくなって、八つ当たりされるからとばっちりが来るぜ」なんていわれる有様。ええ、その辺でボーっとしてるとイラッとして刺されるぜ・・・・
お盆もいつの間にか終わり、気付けば暦の上では秋。
我が家の夏の旅行は5日から2泊3日で出かけてきました。どんだけ前の話なんだ・・・・・

出掛ける日の前夜、旦那は夜勤でした。にいには塾が夕方あったので送って行き、お嬢と私は買い物をしてにいにの夏期講習が終わるのを待っていたんです。
その時にお嬢が「ママ見て!鳥肌立って寒い!!」なんて自分の腕を見せてきたのですが、日に焼けて真っ黒の腕のドコに鳥肌があるのかもわからず、「黒すぎてわかんね」なんて会話をして笑っていたんです。で、帰って夕食の準備をしてる間に珍しく昼寝をしたお嬢、ご飯が出来て起こしてみると身体が熱い。
7時を過ぎていたので病院はクローズ。マジかよーと思いつつ、急いで夜間救急に連れて行きました。先生には明日の早朝から旅行に出掛けることも伝えたのですが、あくまでも夜間救急は緊急の外来で1日分しか薬も出せないし、かかりつけに明日の朝行った方がいいといわれ、1日分の風邪薬と解熱鎮痛剤だけ貰って帰宅。実はこれが3回目の前科3犯のお嬢。旅行に行くとなると熱を出す娘です。
さすがに年齢的にもう置いていかれるということが分かる年齢なのでどうしても旅行に行きたいお嬢は号泣。そりゃそうだ。とりあえず早朝に出掛ける予定を朝一で病院に行ってからに変えるようにだんなに電話で相談、翌日はおかげか熱も下がり、薬を貰って無事出掛けることになりました。

初日は東京の国立科学博物館で行なわれている恐竜博に。今回は日本初公開の展示も多いと聞いていたので早くから前売りを買って行ったのですが凄い人。暑い中、入場制限が掛かっていて、テントや建物の下で待つこと数十分。しかも「前に詰めてお待ちください」なんていわれるもんだからぎゅうぎゅうで暑いのなんの。
何とか入って展示を見てきました。

にいには自由研究に恐竜と宇宙を選んだのでメモ帳とボールペンを持って参加。

でも混雑していたので、何処かのおじさんがにいにがメモを取っているのを見て、「こういう子がいるから混雑するんだよ」と捨て台詞。まあそうかもしれませんが、子供が興味のあるものについてメモを一生懸命取っているところにそれは無いだろと思ってしまった母は自分の子が可愛いモンスターなのでしょうか??
当初の予定では他にもいろいろと行きたい所を考えていたのですが、お嬢の体調もあるので宿泊先のホテルに。東京では常宿のラフォーレに1泊です。

そして二日目、つくばに移動。地元からだと北関東って遠いイメージがあるのですが、東京からだと近いのね。あ、もちろん道中は旦那に運転を任せて最後部席で爆睡の母ですが。だから近いのか??いやそんなはずはない!!
行った先はつくば学園都市。国の研究機関がたくさんありますよね。個人的には高エネルギー加速器研究所なんてもの凄い興味があるのですが。今回行ったのは

JAXAのつくば研究所。入り口には守衛さんがどこの研究所にも立っていました。やっぱり日本の最先端の研究がされている場所だろうし、機密事項なんかも多いのかな??
国際宇宙ステーションや日本の”きぼう”、人工衛星などの展示があり、なぜ宇宙について研究をするのか?どんなことが分かるのかも説明を聞いているとよく分かります。大人でも興味あるね。

宇宙ステーションでの活動やきぼうの内部、補給機やロケットの展示も。

学芸員さんの話によると断熱材はマジックテープで付けられているんだそう。そうなんです、宇宙には重力が無いのでマジックテープでとめておけば断熱材もはがれないんだそう。

はやぶさについても展示があったり、宇宙服があったり。宇宙服の胸元にある時計は文字盤が逆になっているんだそうです。屈むことが出来ないので、右腕に鏡がついていて、その右腕の鏡で胸元の時計を見て時間を確認するんで文字盤が逆なんだそう。生命維持装置を背負っていたり、なかなかぬいだり着たりを何度も出来ないのでオムツを履いて宇宙服を着ているなんて話しは子供もびっくりして聞いていました。
実際のロケットやシャトルの発射するときの音響の体験もしてきましたが凄い大きな音。もちろん半径3キロ以内だったかな??は立ち入り禁止なので、その外からの音の体験です。発車してから10秒くらいあとになってからゴーッという凄まじい音がしてくる様子がよく分かりました。
私が初めて就職した会社で大学官公庁担当の営業をしていたのですが、当時宇宙線物理だとかの勉強をしたり、ニュートンを読んだりだとかいうことをしていたんです。もちろん担当の男性営業マンにもいろいろな科学や物理学のことについて教えてもらったり。なんだかその当時を思い出すような”宇宙の神秘”や人間が生活していくうえでこんなことを研究しているんだということをなるほどと感じたりしました。きっと子供たちは違った感じ方をしたんだろうけど。
もちろんにいにはここでもメモを取ったり、学芸員のお姉さんに質問したりしてました。
そのあとにちょっと時間があったので市内のエクスポセンターにも寄って来ました。いわゆる科学館みたいな感じでしたが。そこに集中力のゲームがおいてありまして。ヘッドギアをつけて、耳にも器具をつけ、目の前にある小さなボールを浮かせられるように集中するとそのボールが浮くというおもちゃのようなもの。大学生くらいの人が私たちの前にやっていたのですが上手く出来なかったようで「故障しているのかも」なんて係りの人が言っていたのですが、ウチの子供達がやってみるとボールが浮き出しまして。やっぱり子供って純粋なんでしょう。特にお嬢は集中力がにいにより格別に高いらしいことが判明。

そして2日目の宿泊先に。いつもホテル泊の我が家、自分も浴衣を着て、布団で寝る雰囲気も嬉しそうでした。


最終日は帰宅の途に。つくばから静岡へ戻る途中、東京の三鷹に立ち寄りました。駅前の民間駐車場に車を入れて、バスを待ちます。

駐車場の無い施設なのでバスで移動。着いたところは・・・・・

三鷹の森ジブリ美術館です。
時間全予約制のこの美術館、人気も高いのですが夏休みに入る前にここも予約を入れておいたんです。

館内は撮影禁止なので外観と屋上のみの写真撮影。でも凄くよかったです。人気があるわけだよね。ジブリの作品はやっぱり凄いね。ウチはお嬢が結構好きなんですが、やっぱり精密に、しかも子供の気持ちで作られてます。
館内にネコバスがあって、そこは子供だけですが遊ぶことが出来るんです。ネコバスの中や天井に乗ったりしてとても楽しそうでした。予約したにもかかわらずもの凄い人だったけどね。
夕方、もの凄い夕立と雷がきて、お土産を買って帰ることにしたんだけれど、お土産やさんもすごい人で。ディズニーの夜のショーの後のショップより人口密度が高くて身動き取れないほどでした。


そんな2泊3日の旅行も終わり、お盆もいつのまにか終わり・・・・・おとといは一日中レジャープールに行ってました。一日中外のプールで遊んでいた子供たちは真っ黒。にいにはスピードスライダーも体験したらしい・・・・あたしゃあのスピードは無理だな・・・公営のプールもいいけれど、やっぱりスライダーやいろんなアトラクションのあるプールは大人も子供も楽しいね。
母は相変わらずバタバタな毎日です。いくら寝ても疲れが取れないのは夏バテですか??年齢ですか??
子供たちの宿題や研究も佳境に入り、ほぼ終了。そろそろ母もゆっくり出来る日が来るかなと思いつつ、まだしばらくは毎日こんなかな??なんて思ったりしています。