”ぴよこちゃん”と”ちよこちゃん”


突然だが、うちの子供達と同居しているバアバは”ちよこ”という。親戚の人も「ちよこちゃん」と呼ぶ。
夏の間、よく家でビニールプールを出して遊んでいたのだが、プールに入れるおもちゃの中によくお風呂に浮いているゴム製のひよこがあった。
お嬢はそれをなぜかいつも”ちよこちゃん”と呼んでいた。
プールなのでもちろん外、いつも大きな声で「わーたーしーのちよこちゃーん」と言っていて、バアバは恥ずかしくて仕方ないとよく言っていた。
何故”ちよこちゃん”なんだろう???車にある小さなひよこのキーホルダーも同じように呼ぶ。
調べてみた。どうやらジイジがお嬢に「ぴっぴっぴーよこちゃん」と歌っていたらしい。それがお嬢には「ちっちっちーよこちゃん」に聞こえたのではないかと。
小さい子供っていろんな言い間違いがあっておもしろい。しかもお嬢は完全なジイジっ子であり、しかもにいにが連れてくるお友達はいつも男の子ばかりなので
「そんならこと言ったっておしっこはでやーせんよ」
と方言バリバリのお年寄り言葉を使ったと思いきや、
「これ、すっげーカッコイイぜー」
なんて男言葉を使ったり。あなたは女の子よー!!!
そうかと思えば、にいにがいままでお友達と遊べない日に
「今日は俺ん家来ちゃあいかんでね」
と言っていたという事が本人証言から分かったり(今日の英語教室の帰りにお友達と約束したかを聞くと「遊びにきちゃあだめって言えたよ」と言う。親はびっくり)。月曜日には今までそんな言い方していてごめんねとみんなに謝らなきゃあ。
子供にとっても、親にとっても言葉って難しいね。