落下事故


今日の夕方、姪が婚約中の彼氏と帰って来た。彼氏が洗車をするというので脚立を出したらしい。その時間、お嬢はお昼寝が遅かったせいか爆睡中、ワタクシは二階でパソコンに写真を取り込んでいて、外でパパとにいにが自転車で遊んでいたようだった。
旦那は自転車のタイヤ空気圧が足りないと空気を入れ始めた時、にいにが脚立に登り始めたらしい。
旦那は危ないから降りなさいと声をかけ、空気をいれていたという。その時、ドサッという鈍い音がしたという。そう、にいにが脚立から落ちた。
外はにいにの号泣。旦那が「鈍い音だった」と慌てて家の中に。にいには頭が痛いと泣き叫ぶ。どうやらコンクリートの上に頭から落ちたよう。
急いでワタクシは市民病院の時間外緊急に電話、姪がにいにを抱いて家の中に。家族の多いわが家、みんな集まって来て「なんで見ていなかったんだ」「子供のいるとにきなんで脚立を出したんだ」と大騒ぎ。
病院はとりあえず急いで連れて来てみてということで急いで準備。あまりにもみんなが騒ぐので「大丈夫だから静かにして!子供はその声に余計に興奮して悪循環!」とワタクシが一言。急いで旦那と病院に。
普段、旦那は洗車をするときは早朝から起き出して、子供が起きるまえに洗車する。絶対乗りたがるから。今回は注意をしたものの、子供を見ていなかった大人、子供の前に脚立を出した大人、いけないと言われたのに登ったにいにも問題ありかな。
気持ち悪いと車中で言いながら寝てしまったにいに。やばい、気分が悪い事といい、寝てしまったことといい、打ったところがマズかったかなぁと心配になる。頭から落ちたみたいだし。
病院に着いて、かなり待たされる。救急だから仕方ないけど、一時間半くらい待ったかな?最初は号泣につぐ号泣で、しかもぐったりしていて心配していたが、一時間を過ぎた頃からだんだん元気を取り戻してきた。しまいにはお腹がすいたと泣く。やっと診察をしてもらい、にいに初めてのレントゲン。
「骨と外傷は大丈夫、落ちて泣いたのなら安心しました」と先生。泣かないほうが心配なんだそう。「今は元気出てきたし、9割りかた大丈夫だと思うけれど、頭蓋骨のなかで内出血なんかが起こる事がないとは言い切れないからしばらくは細かく様子を見て、少しでもおかしいようならすぐにまた来て下さい。」と言われた。
病院を出たのは夜の8時を過ぎていた。家に電話を入れると、姪が心配で心配で夕食も喉を通らず、こっちに向かったという。旦那が姪に電話をすると号泣していたそうな。心配ないことを伝え、家に帰る。
家に着くと姪が早速外まで出て来てにいにを抱く、「ごめんね、ねーねが脚立なんか出したから」と号泣。何故かにいに、つられ泣き。
まあ、たいしたことなくてよかった。五日間くらいは気をつけて観察してなきゃいけないけれど、とりあえずぐっすり寝てる。男の子だし、いつか怪我はあると思っていたけれど、やっぱりやったね。これを機に脚立には登らないようにしてよ、にいに。学習したね。