輝きになりたい〜HIGH NUMBERS〜


今日、にいにが急に「ねえ、ママ、輝くってどういう事?」と聞いて来た。どうしたにいに??今日は遠足に(こどもだけの遠足)行ってきた筈だけど、何かあったか??それとも体操教室か??
まあ、理由は分からないけれど、子供の疑問には答えてやらないとと説明を一応した。
母親の説明に5歳児がどこまで理解できたのかは分からないけれど、何となく理解したようだった。
「にいには輝いてる?」と聞くと一生懸命考えていた。
自分の若い頃を(こんな言葉を使うこと自体がおばさんなんだろうな)思い出した。高校生くらいからかれこれ10年間くらい、私の中での大きなテーマだった。
”自分にとっての輝き”
こんなことをいつも考えていた気がする。
学生時代は周りとの人間関係に対する考え方が違って同じ高校の友達とは全く遊ばなかった。というか、自分が周りを馬鹿にしてたな。音楽を始めて、年上の先輩達に可愛がってもらい、音楽漬けの毎日だった。週末はライブハウスでライブばっかり観ていた。
そんな頃に出会った曲が”輝きになりたい”っていう、地元のバンドの曲。HIGH NUMBERSの曲はホントによく聞いていた。THE BEATLESTHE WHO好きな地元お兄様達のバンド。当時ものすごく影響を受けた。大好きでいつも聞いていた。
あの頃の気持ちをずっと私は引き連れていた気がする。社会人になってもそうだった。”輝き”がいつも私のキーワードだった。自分らしく”輝ける”ようにいつも何かを探していた気がする。
あれからいくつもの時間が過ぎ、たくさん笑い、たくさん泣き、たくさん恋もしていつの間にか母親になった。あの頃の思いは未だ自分の中に残っているなあと最近感じる事が多くなった。子供を育てていて感じる。
もしあの頃の自分が今の自分を見たらどんな風に感じるんだろう?子供たちを見て、何を感じるんだろう?
わが家の息子、娘には自分らしく、自分の思う”輝き”を探していって欲しいなと感じる。いつか、折りをみて、子供たちにも私の話しができたらなと思う。
その頃までに、昔の音源を実家にいって探してみようかな?まだ残っているかなぁ??