お別れ


昨日今日とにいにのクラスメイトの男の子のお通夜、告別式だった。
昨晩はにいにを連れて。一緒に行った子供達と亡くなった子のお母さんにあいさつすると、お母さんは子供達に話し掛けてくれた。お辛いだろうに。こちらから何を言ってあげられるのか・・・言葉が出てこなかった。「ずっとお友達だもんね」子供達に言ったけど、それで私は精一杯だった。

告別式は園長先生が弔辞を読み、先生も式に来ていた人達も涙、涙だった。やっぱり悲しいお別れだね。お父さんが最後に最近はもう両目とも見えず、耳も片方しか聞こえない状況で、本当に痛みと戦う日々だったと話していた。そんな中でも最期まで頑張っていたと。
献花を終えた後も、お母さんはずっとずっと亡くなったお子さんに話し掛けていた。ずっと。
本当に悲しかった。涙もずっと止まらなかった。いろんな事を考えた。

帰って来てから今日はやけにお嬢がくっついていた。にいにが合宿中でいないせいもあるだろうけど、それにしてもずっと横から離れない。親の気持ちの動きを察知しているかのよう。
にいにも昨日、幼稚園から帰って「先生どんなお話しをした?」と聞いてみたが素っ気ない返事。大人や先生方の涙に感じるものがあって話しをそらすのか・・・・きっと大人が思う以上にいろんな事を感じて、自分の中で処理しているんだろうね。