ひな祭りデート


金曜日にやっと子供達のインフルエンザから開放されました。いやあ、長かったね・・・・これ以上は勘弁してくれ。母ちゃんのゆっくりした日々希望。いつになることやら。


さてさて、そんな開放された週末、土曜日にはチーム男子が鈴鹿に早朝から出かけていきました。何でも鈴鹿サーキット50周年のイベントだそうで。
全く興味ないワタクシは同行にNOと返事をしたため、旦那はにいにだけ連れて行きました。
そう、ひな祭りの日に祝ってもらうはずの主役が置いていかれたのでもちろんご立腹です、お嬢。その辺が男子ってデリカシーないのよね。乙女心がわかんないと言うか。
で、朝からこの日は”ひな祭りデート”と銘打って、お嬢の好きなところに行く一日としました。チーム女子でね。

はじめ、名古屋のほうまで足を伸ばそうかと思っていた私、でも近場で行きたいところに行ったほうが良いと言うお嬢の意見を尊重。
まずは市内の隠れ家的(?)イタリアン、オステリア・ライベンにランチに。

人気があるし、週末だったものだから、開店と同時に入ったのですが、”予約がたくさん入っているのでカウンター2席しか空きがないのですがいいですか?”と。お嬢、一番乗りでもそうなんだ・・・とちょっと驚いていたよう。でも、まあ、座れたんで隣同士で並んで、ランチです。
ここのお店をえらく気にいってるんです、お嬢。この人はホントこじゃれたお店が好き。まあ、そんな風に育ててしまったわたしに一番責任があるんですが普段はお子様メニューのお嬢もここに来ると大人と同じオーダーです。
一応ランチコースでサラダとアンティパスト、パスタに飲み物とデザートまでペロリと食べてしまいました。やっぱり美味しいんだって。
もの凄くご機嫌で、「ママ、また二人で来ようね」って超笑顔で言われましたとさ。
お腹もいっぱいになったところで、某ショッピングモールの有料キッズスペースに行きたいというので移動。先にショッピングモールの中の楽器屋さんでピアノの細々としたグッズと購入し、嬉しそうにキッズエリアで遊んでました。
お嬢は知らない子でも友達になれてしまうし、逆に独りでも大丈夫な性格なんで、こういうことろに自分から放り込まれに行くタイプ。待っている間は・・・母、一時間ただ見学・・・・

姉さん、途中から上着脱ぐし、袖からインナー見えてるし・・・・やだわ・・・・
散々遊んで汗だくになって、「アイス食べたーい」というのを無視して(笑)先週、子供達がインフルだったので行けなかった母のお見舞いに。
手術の日以来の病院でした。やっと行けたよ。
部屋がどこもいっぱいらしく、個室に入っていた母。「リハビリとかしながら気が滅入ったりする時に個室って話す人がいないから余計に滅入るのよね」と。まあそりゃそうだ。
お嬢が途中飽きてきて、母にチョコレートをもらって母と一つずつ食べていたのですが、食べてから15分くらいして看護士さんが血糖値を測りに来て。そんなものをはじめて見たお嬢の目は機械に釘付け。しかも「いつもよりちょっと高いですね」という看護士さんに母がそっと「さっきのチョコ食べたの、ばれちゃったかなぁ?」と笑いながら耳打ちしたもんだから、お嬢の顔が一瞬で”ヤバイ”って顔になっていて母と大笑い。
「お嬢さ、ランチもチョコケーキママの分までとって食べたし、あなたも血糖値測ってもらったら??かなり高いかもよ」と冗談を言うと真剣な顔のお嬢。はは笑います。
しばらくいろいろと話しをして、「明日男子達とまた来るから」とバイバイ。エレベーターに乗るなり、「アイス!!」とな。そうなんです、前回の手術の後に何度かお見舞いに来ているので病院の下にタリーズがあるのを知ってるんです。タリーズのチョコアイスが大好きなお嬢は最初から狙っていた模様。まあ、今日はお嬢に付き合う日だったのでタリーズでお茶。

しばらくまったりして外に出ると何だかガゾリンくさい。そのうちヒュンヒュンという音がしてきたので「お嬢、ドクターヘリが出動するよ!!」と二人で病院の屋上を見ているとやっぱりドクターヘリが飛んでいきました。

最初に撮った写真が全然撮れていなくてめっちゃ怒られました、娘に。って、カメラ持ってたほうが珍しいんですけど・・・・ギリギリ入っていたヘリ。コードブルーが好きだったにいにと一緒によくドラマを見ていたのでドクターヘリには思い入れがあるみたいです。
もう空が暗くなりだしていたので急いで帰り道へ。途中、フレンチのお店でひな祭りだしとケーキを買って、お持ち帰り寿司のお店でひな寿司を購入。ホントは作ろうかと思っていたのですが、思いのほか遅くなってしまった為、二人だし、買って行こうかとちょっと手抜き。ケーキは奮発してお高いケーキ屋さんにしましたが。
家に着いたのは7時半を過ぎておりました。二人でご飯を食べている頃、チーム男子も帰還。お互い楽しく過ごせてよかった。

翌、日曜日は家族揃ってもう一度おばあちゃんのお見舞いに。みんなが行った時には嬉しそうだった母ですが、病院が入院待ちの患者さんが多く、退院の日を決めて欲しいと言われちょっとナーバスになっていると今日、妹から連絡。
時間を作ってわたしがもう一度病院にお見舞いに行こうか??とも話したのですが、きっと私には大丈夫だよと言うだろうし、様子を見たほうがいいんじゃあないかという妹。まあ、それもそうだろうね。
私の中での母のイメージって強い母なんです。芯の強い女。泣き言とか言わない、強い母。確かに大丈夫かと聞いたら大丈夫だと言うだろうし、気を張ってるのかもしれないかな・・・・
そんな母を見て育ってきたので、あまり私も泣き言は言わず、子供には何があっても大丈夫だと言う姿勢と言うか、芯の強いと思わせるようなところを自分も見せてきたかも??と自分は母に似てるのかななんて思ったりしています。自分自身も嫁に行き、実親には泣き言は言わない、むやみやたらに甘えないところがあって。親はそんな娘をどう思っているのかわかんないけれど、強い母を見てきた自分が自分の親に対して私自身はこうありたいと思う姿を今、自分も親になって実両親に見せているのかな??なんて。
いま、母は母なりにいろいろと煮詰まって考えることもあるんだろうし、私にも「気が滅入るんだよね」なんて珍しく話していたくらいだからホントはかなり滅入っているんだろうし。でも、きっと大丈夫だと言う母に対し、自分はどうするべきなのか、ここ数時間考えていたりします。きっと答えは一つじゃあないんだろうけど、どうするべきかな??何かあればすぐに電話して来いと妹には言ってあるので、電話が来れば病院にもまた行こうと思っているけど、母的には心配掛けたくないという思いもあるのかな??
旦那に「おばあちゃん、ちょっと煮詰まってるみたいだって」と話すと、「昨日帰る時さ、エレベーターまで来てくれて”またね”って言った時、凄い淋しそうな顔してたね」と。平日はなかなか子供たち連れては難しいけれど、習い事のない日にちょっと遠いけど子供たち連れてもう一回行って来ようかな??
母の性格を考えつつ、どうしてあげることがベストかをもう少し考えてみようかななんて思っています。